きれいな水を飲む方法は、ウォーターサーバーや浄水器、ペットボトルのミネラルウォーターと様々な方法があります。その中でもコストを抑えて続けやすいのがウォーターサーバーと浄水器ですが、選ぶならどっちなのか比較していきましょう。
浄水器はラーニングコストが安い!
浄水器の価格は様々です。わずか数百円で買えるものもあれば、本格的なものになると10万円以上するものもあります。
水道の蛇口に取り付けるものもありますし、ポット型で水を濾過するものもあります。そして、浄水器本体代とカートリッジ代、水道代などがかかります。浄水器は取り付けたら終わりではなく、維持費が掛かります。
浄水器 | メリット | デメリット |
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ウォーターサーバーよりも場所を取らない | 浄水器を通った水を保存すると、雑菌が繁殖する可能性が高い | |
数百円からの利用で手を出しやすい | お湯を通す事ができない | |
ラーニングコストは全体的にウォーターサーバーより安い | - | |
電気代がかからない | - | |
ウォーターサーバー | メリット | デメリット |
浄水器よりもおいしい水が飲める | ラーニングコストが浄水器より高い | |
日本の名水など、ブランド価値が高い天然水もある | サーバーを置く場所が必要 | |
お湯が出せる | 水ボトルの取り替えが面倒くさい | |
サーバー内や水ボトルに雑菌が入りにくいような工夫がされているサーバーが多い | 子供がいたずらで触りやすい(チャイルドロックはある) |
浄水器の致命的なデメリットが、お湯を通せない点です。お湯を通すと濾過装置が加熱で壊れてしまうため、浄水器で飲むのは水だけとなります。
なかには40度ぐらいまでのお湯に耐えられる浄水器もありますが、それではぬるま湯で使い道に困る時もあり、赤ちゃんのミルク作りや料理にお湯を使いたい場合はウォーターサーバーよりも劣ります。
しかしラーニングコストではウォーターサーバーよりも安く済む場合が多く、電気代と水代が掛かるウォーターサーバーに比べるとリーズナブルです。
ウォーターサーバーには湧き水などを利用した天然水と、水道水を濾過したRO水があります。水代、サーバー代、メンテナンス代、電気代がかかる場合もあれば、サーバー代やメンテナンス代は水代に含まれる場合もあります。
ウォーターサーバーは家族世帯ならば5,000円が相場
ウォーターサーバーは大体の目安として、水代が月間で1人48リットルぐらいかかります。ウォーターサーバーの水の相場は12リットルで1,000円~2,000円で、電気代は月に約300円~1,000円ぐらいです。ざっくりと家族で暮らす世帯ならば5,000円ぐらいは見ておく計算となり、浄水器よりもラーニングコストが高いのがデメリットです。
しかし、ウォーターサーバーでは80度近くの熱湯が出せるため、赤ちゃんのミルク作りや料理に適しています。そして、天然水が飲めるのも浄水器には真似できないポイントです。
水にこだわるならやっぱりウォーターサーバー
浄水器とウォーターサーバーのメリットやデメリットが分かった所で、どちらが優秀なのか、どういう人が浄水器が向いていて、どういう人がウォーターサーバーに向いているのか参考までに考えて行きます。
浄水器が向いている人 | ウォーターサーバーが向いている人 |
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水道水だと飲むのに抵抗があるけど、費用をかけずに水道水を飲みたい人 | おいしい水を飲みたい人 |
水道水を多少は濾過して安全にしたい人 | お湯をすぐに飲みたい人 |
ウォーターサーバーを置くスペースがない人 | 衛生面に気を使う人 |
ブランド水を利用してみたい人 |
ウォーターサーバーが向いている人は、ラーニングコストがかかってもおいしい水と衛生面に気を使う人です。また、お湯をすぐに使いたい人もウォーターサーバーにすれば煩わしさがなくなります。
浄水器にもウォーターサーバーにもメリットやデメリットはありますが、費用を出して水にこだわりたいと思うから浄水器とウォーターサーバーを見比べてみるんですよね。そしたら、維持費がかかっても質が高いウォーターサーバーにした方が浄水器よりも満足感があって続けるのにためらいはありません。
まずは安い浄水器など、手が届く範囲の浄水器を設置してみる。それでも満足しないのならば、ウォーターサーバーを検討してみるという方法も1つの手です。
ペットボトル用のウォーターサーバー
最近では、ペットボトルが使えるウォーターサーバーが開発されています。
サーバーにはペットボトル用のアダプターがついていて、市販されている2リットルのペットボトルをセットして使うことができるのです。
形もコンパクトでどこにでも置けますので、手軽においしい水を飲みたいときに便利です。「部屋が狭くて大型のウォーターサーバーは置けない」という場合でも、これなら気軽に使うことができますよ。
まとめ
浄水器とウォーターサーバーを比べてみると、設置するスペースさえ確保してお金に糸目をつけなければ、ウォーターサーバーを選びたいのが分かりますよね。
もし、ウォーターサーバーを選びたい!だけど費用がどうしても気になるというのならば、入会キャンペーンを利用するのがお勧めです。水代が初月無料だったりなどで少しでも安くウォーターサーバーを始められます。
また、水代が安い会社でも、メンテナンス料や電気代を考えると費用がかさむ場合もあるため、全体的な維持費はいくらか、家族でウォーターサーバーを使うならばいくらぐらいかかるのかシュミレーションしてみて、注文する水の量を調節するのも良いですよ。
問い合わせはウォーターサーバー各社でやっているため、まずは相談してシュミレーションからしていきましょう。